就職活動
こんにちはShoです。
今回は留学生の就職活動についてです。
コロナ禍での就職活動についてシェアしたいと思います。
留学生の就活事情
一番初めに一番大事なことを言います。
早すぎると思うくらい早めに準備を開始してください。
でないと、テストに追われて就活どころではなくなります。
目安としては選考が始まる3~5か月前からです。
海外に留学している留学生、主に語学留学、交換留学、正規留学に大きく分けられると考えられます。
その中でも日本の大学に在籍しながら留学をするということで留学先の大学と入学時期や卒業時期がずれることがほぼ必然といってもいいくらいで、就活の始まる時期や最中は授業やテスト期間と丸被りなんてことも、、、
その中で就活をするにはキャリアフォーラムやマイナビ国際派就職など最近では情報が多く出回るような海外に留学している学生向けの有名就活イベントがあります。
キャリアフォーラム(ロンドン、東京、ボストン)
簡単に言うと海外にいながら大手含む日系企業や外資系の企業に内定がもらえます。
詳しくはリンクをご覧ください。
2021年はオンラインでも開催され、世界各地では会場開催との情報が出ています。少なくとも東京は会場開催のようです。違ったらごめんなさい…
他にもイギリスの大学別に企業が説明会を開催してくれるので、学生は大学にいながら企業とお話しできる機会もありました。
ですが、コロナ禍で対面での面接が行われていることが少なく、基本的には国内就活と同様、オンラインで説明会、ES、面接で内定まで、という形になっています。
わたしも実際にキャリアフォーラムで内定を頂くことができました。対面での面接は一度も行いませんでしたが、、、
正規でイギリスの大学院に進学したので、交換留学していたころに参加したキャリアフォーラムに比べてエントリーシートの通過率が高いと感じたり面接に呼ばれることが多々ありました。
内定も、正規>交換>語学 の順にとりやすくなっているんじゃないかなーと思います。もちろん英語は使える前提で、英語の他に何を経験して、何を得て、どんなことがやりたいのか、そして会社で何ができるのかを明確にしておくことをお勧めします。
企業・業界選び
業界選びは人によって何がしたいか異なるので、正直なところ自分のやりたいことを深掘りする、自己分析を徹底的に行えば興味のある業界や企業が絞れてきます。
とはいうものの、自分の場合は業界や企業は絞りませんでした。
理由は3つあって、
1、採用活動を行っている企業が減少したから
2、視野を広げるため
3、内定取り消しや採用数減少等のリスクヘッジ
1に関してはキャリアフォーラムに出店する企業数が約100社ほど減りました。例年250社程度出店するのですが、2020年のキャリアフォーラムでは約150社程度だったので、受けたい企業を絞ってしまうと片手で数えるほどしか受けたいと思った企業はありませんでした。
2に関してはやりたいことが明確に決まっていなかった。というのも自分はもともとNGOに行きたいと考えていたので、民間就職に切り替えるにあたって単純にどんなことができるんだろう、という気持ちで多くの企業の説明会や面接等に参加しました。
3に関しては自分の推測ですが、企業が経営難に陥った時に真っ先に削減されるのは人件費なんじゃないかということで、新卒採用における内定取り消しや、採用数が少ない、つまり競争率が上がると考えて、多少多めに企業にアプライしました。
ES
エントリーシートに関しては複数の就活サイトに登録して過去の就活性がどんなESを書いていたかを参考にして書くようにしていました。
その時に登録していたサイトは
・One Career
・外資就活
・Unistyle
の3つです。
これらのサイトは実際に就活性が書いたESや面接での体験、質問されたことなど事細かく書いてあるので、大変参考になります。
正直なところこの三つを参考にES、面接等の一人でできる対策をすれば十分だと思います。
国内就活性は普通にレベルが高いです。なのでESも人気企業である総合商社やデベロッパー、コンサルなどはかなり完成度が高いです。
結論ファースト、ロジック、定量定性、などなど、もはや留学や大学の部活動やサークルでの部長経験はありふれたものとなっていて、質の高さがうかがえます。
周りはとんでもないような経歴の持ち主であったりと、比較する必要はありませんが自分も見劣りするものだなあとしみじみ感じていました。
なので効率よく進めたいのであれば、テンプレートの出来上がった国内就活性のESの構造を自分の経験に当てはめて書いていけば時間短縮もできますし、持ち駒を増やすこともできます。
可能であれば総合商社など人気で倍率の高い企業のESを参考にすれば、企業との適性次第ではかなりの通過率になると思います。
持ち駒を増やすことにあまり意味はありませんが、面接を控えている企業がないと焦りがちな就活生の精神衛生上、有効なものの一つだと思います。
ですが、情報の周りが速いので採用側も優秀な学生を見極めにくく、採用の形や方法が変わるのも時間の問題かもしれません。
情報の周りが速いゆえにデマや間違った情報も増えるのですが、最近の就活の傾向としては情報収集がカギとなるかなと思います。
Webテスト
これは企業によってテストの形式が違うので、応募したい企業が決まったらテストの有無や形式を調べましょう。
・玉手箱
・SPI
・GAB, CAB
・TG-WEB
など、様々な形式のテストがあり、就活性にも人気なP&Gやユニリーバなどは独自のテストを採用しているので対策は困難であるとも言われています。
ですが、上記のテストは参考書が豊富にあるので、一度解いてみて問題集で練習するとよいかと思います。
難易度はそこまで高くなく、中学生レベルですが如何せん解答時間がたりないです。
なので、テストがある企業を何社も受けて本番に近い緊張感で練習するのも戦略の一つです。
面接
厄介なのはグループ面接、グループワーク、ケース面接を始め、面接での話し方で自分の気づかない点などフィードバックが得られないので、正しいかどうかわからずじまいになってしまうことです。
中には海外の大学でも就活グループがあったりしてそこでケース面接等の対策を日本人同士で行っていたなど、自分がキャリアフォーラムに参加していた時の講演などで知ることができました。
なので、留学先の大学でも日本人コミュニティはあるはずなので、積極的に話しかけ、協力してもらうことで万全の準備をしていくことが重要であると思います。
今はオンラインでいつでもどこでも繋がれる時代になりましたし、コロナの影響でオンラインでの就活もちょっとは盛んになると思うので、同じ就活生に積極的に協力を求め、自分を磨いていければいいのではないでしょうか。
まとめ
大雑把にまとめると
・早めに準備
・自己分析の徹底
・国内就活性を参考に情報収集
海外留学生の就活については需要のある情報だと思うので随時更新はしていきたいと考えています。
参考になれば幸いです。