理系 大学院留学
こんにちはShoです。
今回は理系で大学院留学することのメリット、デメリットを紹介していきます。
メリット
まずメリットについて思ったことを書いていきます。
IELTSのRequirementが低い
個人的な主観ですが、大学院は文系科目で留学する方が多いと感じます。
IELTSのRequirementは文系科目に比べて低いです。多くの大学でトップスクールの除いて高くても7.0、平均6.5のように感じます。
というのも理系科目では実験やプログラミング、統計など英語と直接的な関係を持たない学習内容が多いからだと考えています。
自身の感想としてもグループワークやディスカッションはあったけどそんなに頻度は高くなく、週1,2回程度だったと思います。
ただ、講義内容についての疑問共有や課題をこなすために自主的にグループワークを行っていたので、文系コースより少し少ないくらいかな、という感じはします。
個人的に実験は楽しかったです。Ecotoxicology(生態毒性学)やフィールドワークで取って来たサンプルを実験で分析して、エクセルでまとめたり、統計のプログラミング(R)で分析したりしました。
なので、パソコンのスキルがあると便利かもしれません。Officeなら多少は使えると思うのであまり問題はないかもしれませんが、プログラミングとなると…
正直プログラミングは死ぬかと思いました笑
前提知識なしかつ英語で一から学習となると最初は本当に何もわかりませんでした。何がわからないかもわからなかったです。
ですが、これは覚えてしまえばできることなので、英語のように覚えて使う能力の観点で考えると理系科目のIELTSスコア要求がそんなに高くないのも納得できます。
キャリアの選択肢が広がる
研究のキャリアに関しては、研究テーマを広げる、もしくは絞ることができます。
企業に就職するのであれば、理系かつ大学院生はどこの企業からも需要は高いです。
まず前者は博士課程やポスドク前なので研究テーマの吟味の際に違う研究テーマにしようかどうしようかというところです。
後者は論理的に考えることができるという点で企業には人気です。
特に最近人気の外資系コンサル、外資系投資銀行など外資系企業は理系大学院生は割合的に多い気がします。
フィールドワーク楽しい
理系科目のすべてのコースにフィールドワークがあるかはわかりませんが、生物や化学、物理のコースではフィールドワークがあるのではないでしょうか。
机に座ってばかりでは退屈なので、外に出てリフレッシュするのもいいかもしれません。
また、多くは希望性であることが多いのでぜひ行ってみることをお勧めします。イギリス各地、それもローカルな場所を格安で訪れることができます。
デメリット
自分のやりたい研究がブレる可能性がある
イギリスの修士課程は1年間であることが一般的で、Researchになると2年間になることが多いです。なので1年間でコースワークやって、研究して、論文執筆して、となるととてもではありませんが時間が足りません。
なので研究を本気でやりたい人、研究を続けていく覚悟のある人はTaughtかResearchかよく考える必要があります。
Taughtでは主に講義中心のコースなので実験や研究はありますが少ないです。
Researchについては研究を主に行うので、自身で研究スケジュール管理をしながら進めていくコースとなります。
自分としてはTaughtで知見を広げつつ自分のしたい研究が本当に自分のしたいものなのかを確かめることと、実験やプログラミング、フィールドワーク等、実戦的な経験を積みたかったため、比較的バランスの取れたコースにしました。
ここから言えることは、出願前にコースを徹底的に調べること、自分の研究したいことを限界まで深堀することです。
正直デメリットはあまりないです。
ぱっと思いつくことをだらだら書きました。
今後も思いつけば追記していきます。