Sho-Timeブログ🐟

2019年6月よりイギリスのUniversity of Yorkで大学院留学中です、海洋環境学を勉強しています。

卒業と今後

ついこの間、ヨーク大学をめでたく卒業いたしました。

 

大雑把に今後についてシェアしたいと思います。

 

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卒業

対面授業とオンライン半分半分のような形にはなりましたが、無事卒業することができました。

 

自分の所属していたMarine Environmental Managementはコースディレクターが他大学へ異動したため、2020年でコースは解体、と言うかなくなってしまいました

 

在学中にストライキが起こり何度か授業がなくなったこともあり、教師側の待遇があまり良くなかったことが原因の一つとして考えられます。

 

その代わりと言っては何ですが、他大学にてヨークと同じようなコースが開講されています。

 

なのでヨーク大学でMarine Environmental Managementを卒業するのは自分の代で最後ということになります。なんとも寂しいことです。

 

自分はその異動した教授のもとで指導を受けていましたが、非常にやさしく最後まで指導してくださいました。

 

同時にあまりの知識の差といいますか経験の差といいますか、圧倒され続け、教授の手のひらで踊っているかのようでした笑

 

1年間ともあり、かなりキツイことは覚悟の上で、日ごろの勉学では常に机に向かっていたようなものでしたが、ずっと学びたい学問であったので辛さよりかは楽しさが溢れていて非常に充実していました。

 

 

 

就職か、進学か

結論から言うと就職します。

 

当方はイギリスの大学院、修士課程に在籍していたのでこのまま研究職に就く、もしくはどこかの研究機関に1年ほどインターンに進む、と進学前には考えていました。

 

実際、コースの一環としてSummer Placement という研究留学的なものが用意されていて、水産物のエコラベルで有名なMarine Stewardship Council(MSC)で研究させてくれ、とコンタクトをとっていました。

 

ですがコロナになってしまったこともあり、NGOへの就職を望んでいましたが、研究留学の中止財政状況がどこも厳しいらしいそもそも就業経験ありのところが多い、ということでかなり選択肢は狭まってしまいました。

 

NGOは非営利なので、主に寄付金を資金源としていますが、その資金がコロナに割くことに恐らくなってしまったので、どこも経営状態が厳しい感じなのかなーと思っていました。

 

なので、一方でプランBといいますか、民間企業への就職を検討し始めました。

 

就職活動についてはまた別のブログで紹介したいと思います。

 

 

進学か就職かというのは留学生、特に大学院に進学した方は特に迷いどころ、かもしれません。

 

民間に進んだ私から言えることは、お金があれば進学してもいいのでは?ということです。

 

お金がなければ給付奨学金を取りましょう。絶対に。

 

もちろん進学してやっぱり就職しようという方もいるかもしれません。大学院に行ったからと言って研究者にならなければならないということでもありません。

 

自由です、すべて。

 

ですがその道を選択したのは自分自身でもあるため、前を向いて進めばいいと思います。

 

民間企業に就職してどうするか?

社会人を経験する

 

社会人としての基礎を築きたいなと考えています。

 

では社会人の基礎とは何だと、

 

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」(経産省より)

 

、となっています。

 

自分としては社会に出る上で考える力を磨いてある程度金銭的な余裕を作りたいと考えています。

 

理由として、今後研究者としてのキャリアを歩む可能性があること、そのキャリアを志すうえで金銭的余裕は心の余裕を生むと考えているからです。

 

できることならばコロナ禍であれ、なんであれ海に関する研究がしたいと考えていましたが、情熱だけでは心もとないと自分自身考えています。

 

もちろんそのような研究者の方もいらっしゃることと思いますし、何より最高の敬意を払っています。

 

研究者の待遇や生活についても世間ではあまりよくないとは言われているもののやはり自分で経験してみないことには何も言えません。

 

それに向けた準備としても考える力や心の余裕は身につけておきたいと自分なりに考えています。

 

 

また、自分の就職する会社でも英語を使うような会社であるので、引き続き英語に関しては論文等の新しい情報に触れることで知識のアップデートを行い、日ごろの業務でアウトプットの技能を鍛えることができればいいなと考えています。

 

 

以上、雑ではありますが、卒業と今後についてでした。