Sho-Timeブログ🐟

2019年6月よりイギリスのUniversity of Yorkで大学院留学中です、海洋環境学を勉強しています。

ヨーク大学(施設編)

 

今回は前回に引き続き、ヨーク大学の学部や寮、図書館などその他の施設を紹介したいと思います。

 

 

 

 

 学部・学科・専攻

 

Archaeology(考古学)
Biochemistry(生化学)
Biology(生物学)
Chemistry(化学)
Criminology(犯罪学)
Computer Science(コンピューターサイエンス)
Economics and Related Studies(経済学)
Education(教育学)
Electronic Engineering(電気工学)
Eighteenth Century Studies(十八世紀学)
English and Related Literature(英文学)
Environment and Geography(環境・地理学)
Health Economics(医療経済学)
Health Sciences(健康科学)
History歴史学
History of Art(芸術)
Human Rights (Applied)(人権学)
Language and Linguistic Science(言語学
Law(法学)
Management(経営学
Mathematics(数学)
Medicine(薬学)
Centre for Medieval Studies(中世)
Modern Studies(近代学)
Music(音楽)
Natural Sciences(自然科学)
Philosophy(哲学)
Philosophy, Politics and Economics(哲学、政治経済学)
Physics(物理学)
Politics(政治学
Psychology(心理学)
Railway Studies(鉄道学)
Renaissance and Early Modern Studies(文芸復興・近代)
Social Policy and Social Work(社会政策・事業)
Social and Political Sciences(社会政治学
Sociology(社会学
Theatre, Film, Television and Interactive Media(シアター、フィルム テレビ、メディア)
Women's Studies(女性学)

 

専攻の日本語訳は定かではありません。

 

など38もの学問を主として学ぶことができ、その中からさらに細かく分かれていますが、基本的には日本の大学の学部、学科のような構成で、大学院も同様に学部生と履修できる授業が同じものもあったり異なるものもあります。

 

日本の大学でもあまり見かけない専攻がちらほら見られますね。中でも特徴的といえるのはRailway Studies(鉄道学)Women's Studies(女性学)ではないかと思います。

 

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物理学、電気工学部です。手前に見える球体はどこかの惑星でしょうか?

 

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環境・地理学部です。1992年に設立されたということで比較的綺麗な建物に見えます。

 

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Health Sciences Departmentです、図書館の隣にあり、バス停もすぐそばにあります。

 

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Law School, Management School, Theatre, Film, Television and Interactive Medias, Computer Scienceの建物はキャンパスイーストにあります。

 

 

 学生寮

 カレッジ制

ヨーク大学は8つのカレッジから成るカレッジ制を取っており、それぞれのカレッジには歴史や特徴を持っており独自のコミュニティやイベントがあり、カレッジ同士でスポーツの対抗戦が行われたりしています。

 

イメージとしては、ハリーポッターのグリフィンドールやスリザリンはカレッジ及び寮の名前で、対抗戦としてはクィディッチのような感じでフットボールなど十数もの種類のスポーツが毎週行われているそうです。

 

Derwent College(ダーウェント・カレッジ)
Alcuin College(アルクィン・カレッジ)
Vanbrugh College(ヴァンブラ・カレッジ) 
Wentworth College(ウェントワース・カレッジ) 
James College(ジェームス・カレッジ)
Halifax College(ハリファックス・カレッジ
Goodricke College(グッドリック・カレッジ)
Langwith College(ラングウィス・カレッジ)
Constantine College(コンスタンティン・カレッジ)

 

上の六つはキャンパスウェスト、下の三つはキャンパスイースに位置しています。

 

寮の部屋について

 

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キャンパスウェストの寮や施設は湖があるので見栄えは良いのですが、大学ができた当時からある建物が多いので少し古い建物もあります。

 

写真はWentworth College(ウェントワース・カレッジ)です。大学院生専用の寮で、湖に面していてとても魅力的な寮です。写真には写っていませんが、この建物の隣にも複数の棟があります。

 

聞いた話によるとシャワーが故障し、水しか出なくなったりなど多少のトラブルはあるようですが、大学自体が設立されたのは1963年なので、総合的にはそんなに古くはないと思います。

 

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上記三つの写真はキャンパスーストのメインオフィスとその周辺の学生寮です。

 

キャンパスイーストの寮は比較的新しい建物で、コンスタンティン・カレッジは中でも一番新しい寮で2014年に建てられたそうです。他の寮に比べてベッドのサイズが大きくセミダブルくらいの大きさで、キッチンも広く、使いやすいです。

 

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私が住んでいたConstantine CollegeのEconomy shared bathroomタイプの部屋です。洗面台は部屋に付いていました。

 

寮のタイプ、家賃

 2019/20
On-campus accommodation


Studio flat, self catered
Wentworth, Goodricke and Langwith College
£180 per week
£9,180 (51 weeks)


Large standard ensuite, self-catered
Wentworth College
£164 per week
£8,364 (51 weeks)


Standard ensuite, self-catered
Wentworth College
£150 per week
£7,650 (51 weeks)


Economy shared bathroom, self-catered
Halifax College
£109 per week
£5,559 (51weeks)

 

2019/2020年の大学内にある大学院生用の寮の一覧です。

 

Studio flatはキッチン、バスルーム、トイレが部屋にあり

Ensuitはキッチンのみシェアでバスルームとトイレは各部屋にあり

Shared bathroomはキッチン、バスルーム、トイレすべてシェア

Self-cateredは自炊という意味です

 

大学院生用なので学生数の少なさゆえか選択肢は限られており、やはりシェア→個別の順に価格が高くなっています。また毎年割り振られる寮は異なり、いくつかの寮を希望できますが必ず希望した寮に入れる保証はありません。早い者勝ちの要素もあると考えられるので、合格をもらい次第こまめにチェックしておくことをお勧めします。

 

実際私は寮の希望を出すのが遅れてしまいWentworth College(ウェントワース・カレッジ)が第一希望だったのですがすでに定員に満たしてしまい、残りのConstantine College(コンスタンティン・カレッジ)になってしまいました。

 

設備的には申し分ないのですが、自分の専攻である環境学の授業はWentworth Collegeにある環境・地理学部で行われるので通学に時間を割かなければなりません。

 

自分としてはこの時間が非常にもったいないので微妙な感じになってしまいました…

 

同じような状況の学生もいるようで、そのような人は自転車を買って移動しているそうです。

 

私のように自分の住んでいる寮が気に入らなければ、その寮に住みたいと考えている学生と寮を交換することができます。また、学期が始まって数週間経てば違う寮に申請することも可能で、空きがあれば移ることができます。さらに、友人を見つけて学生寮ではなくプライベートの寮に引っ越しすることも可能で、気の合う友人を見つけられれば基本的にシェアのものは楽に使えますし、費用もかなり安く済みます。

 

寮費は一括払い、もしくは3回タームごとの分割で、一括で払わない限りは引っ越しも容易に考えることができると思います。

 

費用において最も注意しなければならないのは月ごとの家賃ではなく週ごとの家賃だということです。なので月ごとの家賃に換算すると一番安い寮でも6万円一番高い寮で10万円弱ということになります。

 

現在Brexit関連で為替相場があまり安定していないので一か月で10円弱動くこともあり、日本の銀行を経由して家賃や学費を払う際には注意しなければならないのですが、銀行の為替手数料もかかるのでそれも考慮しなければなりません。現在はBrexitの影響で円高ポンド安になっていますが、熟練のトレーダーではないので為替なんて読めたものではありません…

 

一番安いHalifax Collegeの£5,559を支払うケースで考えてみると

1£140円の場合には 140×5559=778260円

1£130円の場合には 130×5559=722670円

と、単純に10円差なので差額は55590円になるわけなのですが、為替が安定している時期でも1か月で平均5円程度は動くこともあるので気を付けたいところです。

 

これだけ違えばイギリスからなら隣国へ旅行できるのではないでしょうか。

 

その他の施設

書館

図書館はキャンパスウェストのAlcuin College(アルクィン・カレッジ)にあり、バス停がすぐそばにあるのでアクセス良好です。

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基本的に24時間空いているのでいつでも利用することができます。施設内にはカフェも併設されていて、軽食も食べることができますが、こちらは平日 am8:30~pm8:00、土日 am11:00~4:00pm の時間で営業しています。

 

この図書館では複数の学習スペースやグループワークように部屋などがあり、基本的にみんな静かに勉強していますが、隣接しているHarry Fairhurst Buildingではお喋りOKの場所が多く、電子レンジやシンクなどもついているキッチンや誰でも利用可能なシャワールームなどもあり、比較的にぎやかだと思います。

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図書館内のパソコンルームです。大学のパソコンを使うことができます。

 

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学習スペースです。電源もあり、飲み物程度なら持ち込み可能です。

 

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グループワークスペースです。

 

カフェ、バー

 

各カレッジにカフェやバーがあったり、ところによっては学食のようなものもあります。

 

小さなカフェから学食のような大きな食事処もあり、バーやパブなど様々なので代表的なものだけピックアップして紹介します。


Alcuin College(Alcuin Bistro、The Kitchen at Alcuin)、Vanbrugh College(Vanbrugh Dining)、Langwith College(The Glasshouse、Piazza Restaurant)では食事が可能で、中にはビーガンやベジタリアンの料理を提供しているところもあります。

 

Langwith CollegeとDerwent Collegeにはバーのようなものがあり、Derwent CollegeにあるThe Courtyardは特に賑わっているバーの1つでハンバーガーなどが売りで非常に賑やかです。

 

Wentworth CollegeとConstantine Collegeにはみんな大好きスターバックスがあり、皆授業前や休憩時間に立ち寄るそうで、列ができているのをよく見かけます。

 

マーケットスクエア

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キャンパスウェストの中心部といえる場所です。コンビニや銀行、大学の雑貨や衣類が購入できる所や散髪ができる場所もあり、インフォメーションセンターなど学生支援のための施設が集まっています。

 

スポーツセンター、スポーツビレッジ

 ・スポーツセンター

 

スポーツセンターはキャンパスウェストのジェームズカレッジにあり、陸上トラックの隣に位置しています。

 

学生は月26£年間286£で利用することができます。

 

ジムをはじめとする基本的な施設からスカッシュエリア、バドミントン、バレーボール、バスケットボール、フットボールなど様々なスポーツが可能でパーソナルトレーニングも行っています。

 

 

・スポーツビレッジ

 

スポーツセンターと混同しやすいのですが、スポーツヴィレッジはキャンパスイースにあり、こちらはスイミングプールなども利用することができます。

 

学生は月35£年間350£で利用することができますが、スポーツセンターに比べると若干高く、場所も少々遠いので留学生の方は住む場所に応じて決めるのが望ましいと思います。

 

自分自身まだこれらのスポーツ施設は利用したことはないので機会があれば息抜きに行ってみようと考えています。

 

 

 

以上、主な施設の紹介でした!

 

ジムやカフェなどまだまだ利用していない施設がありますので、シェアできるものがあればまたの機会に更新しようと思います!