ヨーク大学について(アクセス編)
ヨーク大学はイギリスの中でも研究において世界的に高い評価を受けている大学で、オックスフォード大学(University of Oxford)、ケンブリッジ大学(University of Cambridge)をはじめとする24の研究型大学で構成されているラッセルグループに加盟している大学の1つです。
細かいところまで紹介していきたいのでアクセス編、施設編など複数回に分けて書いていきたいと思います。
ヨーク大学は城壁に囲まれた歴史的な街並みを持つ中心部からは少し離れたところにあり、キャンパス内には湖があったり、野鳥がいたりと自然豊かなところに位置しています。
非常に人慣れしています。写真では数羽しか映っていませんが、かなりの数の野鳥がいます。
大学は町の中心部から離れたところにあるのですが、キャンパスまで頻繁にバスが走っているので、1分程で大学のキャンパス内に入り、15分ほどで一番端にあるキャンパスまで移動できるのでアクセスは非常に良いです。
また、ヨークの街を走るバスの中では、リーズなど他の離れた都市に向かう長距離バス、観光者向けに街中を周るバス、大学に向かうバスは2階建てになっており、イギリスらしさを感じることができます。
バスの表示にもあるように66と書いてあるのバスに乗ればルートは多少異なりますが、大学に向かうバスであることは間違いありません。66はヨークの鉄道駅とヨーク大学キャンパスイーストを結ぶ路線で、66aは町の中心部(Merchantgate)からヨーク・スポーツビレッジの間を運行しています。
料金は片道、シングルチケットを購入すると2£、往復、リターンチケットで購入すると3.2£と少々お得になります。
観光する際はコンタクトレスのデビットカードなどがあると、大学に向かうバス以外のバスでもカード払いが可能なので便利だと思います。
留学生や、ある程度の期間滞在する方ははFirst Busというアプリがあるので現金を持ち歩いていない方でクレジットカード/デビットカードの情報を登録するのが面倒でない方は利用することをお勧めします。
ルートマップにあるようにオレンジの枠で囲まれたエリアはなんと無料で移動することができます。というのも、キャンパスに住んでいる学生でも量が遠いところにあったり、バスを利用せざるを得ない学生はいるので無料になったのだと思います。実際私もその一人で、住んでいる学生寮と授業を受ける場所がかなり離れていて、徒歩で行こうとすると20分はかかります。
写真は中心部とキャンパスの位置関係です。大体の大学の施設はキャンパスウェスト/イーストにありますが、考古学やアートミュージアムなど一部の施設は中心部に位置しています。
細かく、分かり辛くて申し訳ありません...とても広いもので…
キャンパスマップのリンクを貼っておきますので、ご利用ください。サイトでは学部の位置や寮、ショップ、レストラン、ATM、駐車場、バス停の場所などまで見ることができます。https://www.york.ac.uk/map/
主に大学の図書館やオフィスが集まっているのがキャンパスウェストです。後々、ヨーク大学の施設や寮、学部など詳細まで網羅していきたいと思います。
キャンパスイーストです。66番のバスはここが終点です。
キャンパスイーストは比較的新しい建物が多く、学生寮も非常に綺麗で部屋も広いと言われています。私自身キャンパスイーストの学生寮に住んでいるのですが、目立ったトラブルなどは特にありませんでした。話によるとキャンパスウェストの寮は古い建物が多くシャワーが水しか出なくなるなどのトラブルはあったそうです。
ここではコンピューターサイエンスやマネジメント、法学などの学部があり、Pre-sessionalという大学院には合格したもののIELTSのスコアが足りない場合、現地での語学コースのようなものに通う場所もこのキャンパスに位置しています。
ヨークは小さい街ですが、小さいがゆえに建物が密集しているので交通の便もシンプルでわかりやすいと思います。特に学生に対しては夜中もバスが運行していることもあり大変便利な街、大学であると言えます。